大人のおたふく風邪の症状は?受診の目安を東浦和の耳鼻咽喉科が解説
大人のおたふく風邪の症状は?受診の目安を東浦和の耳鼻咽喉科が解説
耳の下が急に腫れたり、食事の際にあごの周辺が痛んだりすると、「大人のおたふく風邪ではないか」と不安になる方もいらっしゃるでしょう。
おたふく風邪は子どもに多い感染症ですが、大人が発症することもあります。
おたふく風邪の正式な病名は「流行性耳下腺炎」です。
ムンプスウイルスへの感染によって起こり、片側または両側の耳の下から頬、あご周辺にかけて腫れや痛みが現れます。
発熱やだるさを伴うほか、かんだり飲み込んだりしたときに痛みが強くなる場合もあります。
ただし、耳の下が腫れているからといって、必ずしもおたふく風邪とは限りません。
耳下腺やリンパ節の炎症、唾液腺の詰まり、頸部のしこりなどでも、似た症状が現れることがあります。
厚生労働省の届出基準でも、おたふく風邪(流行性耳下腺炎)と判断する条件として、耳下腺の腫れだけでなく、ほかに腫れの原因がないことが挙げられています。
強い頭痛や繰り返す嘔吐、聴こえ方の変化、精巣の腫れや痛みなどがある場合は、合併症を含めた確認が必要です。
耳の下の腫れだけを見て自宅で病名を決めつけず、症状の強さや経過に応じて医療機関へ相談しましょう。
この記事では、大人のおたふく風邪で見られる症状、早めに受診したい状態、似た病気との違い、東浦和周辺で相談先を選ぶ際の判断基準を、どんぐり耳鼻咽喉科が分かりやすく解説します。
代表的な症状は、耳の前から耳の下にかけて位置する耳下腺周辺の腫れです。
腫れが頬やあごの方向へ広がり、顔の輪郭が普段と違って見えることもあります。
左右両方が同時に腫れるとは限りません。
片側から腫れ始め、時間がたってから反対側にも症状が現れる場合や、片側だけに腫れが見られる場合もあります。
そのため、「両側が腫れていないから、おたふく風邪ではない」とは判断できません。
耳下腺は唾液をつくる器官であるため、食事の際に痛みを感じることがあります。
食べ物をかむ、飲み込む、口を大きく開けるといった動作によって、耳の下やあご周辺の痛みが強くなる場合も少なくありません。
痛みで食事が取りにくいときは、やわらかく刺激の少ない食事を選び、少量ずつ水分を取ることが大切です。
酸味の強い食品は唾液の分泌を促し、痛みを強く感じる場合があるため、つらいときは避けたほうがよいでしょう。
水分を十分に取れない状態が続く場合は、腫れの大きさにかかわらず医療機関へ相談してください。
耳の下の腫れや痛みとともに、発熱、頭痛、食欲の低下、全身のだるさなどが現れる場合があります。
一方で、発熱が目立たない方や、感染してもはっきりした症状が現れない方もいるため、体温だけで感染の有無を判断することはできません。
同居する家族や職場など、身近なところにおたふく風邪と診断された方がいる場合は、その情報も診察時に伝えてください。
おたふく風邪の潜伏期間は一般的に2~3週間程度とされているため、症状が出る直前の接触状況だけでなく、数週間前の状況も確認する必要があります。
耳下腺の腫れや発熱などは、通常1~2週間ほどで落ち着くと案内されています。
ただし、回復までの期間には個人差があり、すべての方が同じ経過をたどるわけではありません。
腫れが長期間続く、同じ場所が何度も腫れる、発熱がないのに硬いしこりが残る場合は、おたふく風邪以外の原因も考える必要があります。
「以前も似た症状があったから今回も同じだろう」と決めつけず、耳下腺や頸部を診察できる医療機関へ相談しましょう。
参考:https://www.city.saitama.lg.jp/002/001/008/003/008/p010453.html
おたふく風邪では、合併症として無菌性髄膜炎を起こす場合があります。
耳の下の腫れに加えて、普段とは異なる強い頭痛、繰り返す吐き気や嘔吐、けいれんなどが見られたときは、速やかに医師へ相談してください。
意識がぼんやりする、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんしているといった状態では、通常の診療時間を待つのではなく、救急相談や救急医療の利用を検討します。
おたふく風邪では、まれに難聴を合併することがあります。
片側の耳だけに起こる場合もあるため、「電話を左右の耳で聞くと音量が違う」「急に音が遠くなった」「片耳が聞こえにくい」と感じたら、
早めに耳鼻咽喉科へ相談しましょう。
耳が詰まった感じだけで原因を見分けることはできません。
症状が軽いように感じても、聴こえ方に急な変化がある場合は、腫れが引くまで様子を見るのではなく、聴力を含めた確認を受けることが大切です。
思春期以降におたふく風邪を発症した場合、男性では精巣炎、女性では卵巣炎を合併することがあります。
耳の下の腫れに加えて精巣の腫れや強い痛み、下腹部痛などが現れた場合は、早めに医療機関へ相談してください。
精巣や下腹部の痛みは、おたふく風邪とは異なる病気でも起こります。
「合併症だろう」と自己判断せず、症状が現れた時期や痛みの強さを伝えたうえで診察を受ける必要があります。
口を開けたり食べ物をかんだりする動作が痛むと、食事や水分を十分に取れなくなることがあります。
尿の回数が減っている、口の中が強く乾く、立ち上がるとふらつくなどの変化があれば、脱水の可能性も考えて相談しましょう。
受診の判断では、耳の下の腫れの大きさだけでなく、頭痛や嘔吐、聴こえ方、水分摂取の状態なども確認します。
強い症状がある場合は、診療科を細かく選ぶことよりも、速やかに医療へつながることを優先してください。
大人のおたふく風邪では、片側または両側の耳の下から頬、あご周辺に腫れや痛みが現れ、発熱や全身のだるさを伴うことがあります。
しかし、症状の現れ方には個人差があり、典型的な症状がすべてそろうとは限りません。
一方で、耳下腺やリンパ節の炎症、唾液腺の詰まり、頸部のしこりなどでも似た症状が起こります。
腫れた場所だけを見て、おたふく風邪と決めつけないことが大切です。
受診前には、腫れ始めた日、片側か両側か、発熱の有無、食事中の痛み、聴こえ方の変化、頭痛や嘔吐の有無を整理しましょう。
家族や職場におたふく風邪と診断された方がいる場合や、予防接種歴が分かる場合は、その情報も医師へ伝えてください。
おたふく風邪は、患者の唾液や咳による飛沫、唾液が付着した手などを介して感染します。
感染症が疑われる状態で受診するときは、直接待合室へ入る前に公式サイトや電話で受付方法を確認すると安心です。
どんぐり耳鼻咽喉科では、耳・鼻・のど・頸部の症状を診療し、頭頸部領域の相談にも対応しています。
耳の下やあご周辺の腫れが続くとき、聴こえ方に変化があるとき、首のしこりが気になるときは、症状だけで決めつけずご相談ください。
ただし、強い頭痛、繰り返す嘔吐、けいれん、意識の変化などがある場合は、通常の外来受診を待つのではなく、救急相談を含めて緊急性を優先しましょう。
耳の下やあご周辺の腫れ、聴こえ方の変化、首のしこりなどが気になる方は、症状だけで自己判断せず、東浦和のどんぐり耳鼻咽喉科へご相談ください。
大人でもおたふく風邪にかかりますか?
大人もおたふく風邪にかかることがあります。
子どもより症状が重くなる傾向はありますが、すべての大人が重症化するわけではありません。
耳の下の腫れだけでなく、強い頭痛や聴こえ方の変化など、実際に現れている症状から受診の必要性を判断することが大切です。
片側だけ耳の下が腫れていても、おたふく風邪ですか?
片側だけ腫れる場合もありますが、腫れだけでおたふく風邪とは判断できません。
耳下腺やリンパ節の炎症、唾液腺の詰まり、頸部のしこりなどでも似た症状が起こるため、腫れ方や痛み、発熱、症状の経過を含めて医療機関へ相談しましょう。
どのような症状があるときは早めに受診すべきですか?
強い頭痛、繰り返す嘔吐、けいれん、意識の変化、聴こえにくさ、精巣の腫れや痛み、水分が取れない状態がある場合は、早めの受診が必要です。
特に意識の異常やけいれんが見られるときは、通常の診療時間を待たず、緊急性を優先してください。
耳鼻咽喉科と内科のどちらを受診すればよいですか?
耳の下の腫れ、耳の痛み、聴こえ方の変化、首のしこりが中心なら、耳鼻咽喉科が相談先の一つです。
発熱や強いだるさなど全身症状が中心なら、内科も選択肢になります。
強い頭痛や意識の変化がある場合は、診療科選びよりも速やかに医療へつながることを優先しましょう。
大人がおたふく風邪になったら仕事は何日休みますか?
成人の勤務について、すべての職場に共通する一律の休業日数が定められているとは限りません。
学校の出席停止基準をそのまま成人の出勤判断へ当てはめず、医師の指示と勤務先の規定を確認してください。
感染が疑われる状態で自己判断による出勤は避け、職場へ早めに相談することが大切です。
店舗名:どんぐり耳鼻咽喉科 院長
代表:得丸貴夫(とくまるたかお)
住所:〒336-0923 埼玉県さいたま市緑区大間木412-10
営業時間:9:00~12:00/14:30~18:00
詳しくはこちら
休診日:木曜日、日曜日、祝祭日
アクセス:JR武蔵野線「東浦和」駅より車で5分、埼玉高速鉄道「浦和美園」駅から車で12分
東浦和駅出入口より バス浦04-2馬場折返場行またはバス浦04-3さいたま東営業所行 約5分乗車 「尾間木北」バス停下車徒歩約1分
TEL:048-767-5421
埼玉県立川越高校 卒業
琉球大学医学部医学科 卒業
平成15年 東京医科歯科大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頚部外科
平成16年 土浦協同病院 耳鼻咽喉科
平成17年 旭中央病院 耳鼻咽喉科
平成18年 埼玉県立がんセンター 頭頸部外科
平成20年 東京医科歯科大学附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
平成25年 埼玉県立がんセンター 頭頸部外科 医長
平成31年 青梅市立総合病院 耳鼻咽喉科・頭頚部外科 副部長
令和2年 青梅市立総合病院 耳鼻咽喉科・頭頚部外科 部長
資格・所属学会
日本耳鼻咽喉科・頭頚部外科学会 耳鼻咽喉科専門医・指導医
日本頭頸部外科学会 頭頚部がん専門医・指導医
補聴器相談医
所属学会
日本耳鼻咽喉科・頭頚部外科学会
日本耳鼻咽喉科臨床学会
日本頭頸部外科学会
日本頭頸部癌学会